Google Analytics解析結果をWordPress管理画面から簡易チェックするプラグイン

2016

6.3

サイトを運営する上で、どこからアクセスがあり、その後ユーザーがどのように行動したのかなどの分析はコンバージョン率の向上に繋がる大切な情報となります。サイトのアクセス解析には多くの方がGoogle Analyticsをご利用かと思います。

以前、”WordPressにGoogle Analyticsを設定する方法“を紹介しましたが、今回はそれを更に便利に使用するために、Google Analyticsのアクセス解析をWordPressのダッシュボード上で確認できるプラグイン「Google Analytics Dashboard for WP」を紹介します。こちらのプラグインは現在TCDのカスタマイズ事例紹介サイト「TCD LABO」にて使用しており、そちらを例にご紹介させていただきます。

「Google Analytics Dashboard for WP」の特徴

「Google Analytics Dashboard for WP」を使用すると、Google Analyticsのアクセス解析レポートをWordPressのダッシュボードに表示できるようになります。また、管理画面が日本語化されているのでわかりやすく、Googleアカウントを利用することで、初期設定も簡単です。

※このプラグインを利用するには、アクセス解析ソフトのGoogle Analyticsのアカウントが必要です。
まだの方はこちらの記事を参考にアカウントを取得してくださいませ。
WordPressにGoogle Analyticsを設定する方法

「Google Analytics Dashboard for WP」のインストール

管理画面から「Google Analytics Dashboard for WP」を検索してインストールして下さい。
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もしくは、下記のサイトからプラグインをダウンロードし、wp-content/pluginsディレクトリにインストールしてください。
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Google Analytics Dashboard for WP

「Google Analytics Dashboard for WP」の初期設定

プラグインを有効化したら、まずはじめにGoogle Analyticsのアカウント認証を行います。認証にはGoogleアカウントを利用してプラグインの動作を許可する必要があります。設定画面より「プラグインを許可」のボタンをクリックしてください。
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「プラグインを許可」を押すと下記のような画面が表示されますので、アクセスコードを取得し、認証してください。
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アカウント認証の確認画面が表示されますので、クリックして承認します。

「Google Analytics Dashboard for WP」の使用方法

認証が完了すると、Google Analyticsのアクセス解析レポートがダッシュボードに表示されます。様々な項目を調べる事が出来、セッションの部分をクリックしますと、各種表示を切り替える事ができます。ただし、サイト解析を行う上で必要な情報は、「セッション」「使用デバイス」「流入元」「最初に見たページ」程度で十分と考えています。今回は、そちらを中心に確認方法を解説いたしていきます。
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セッション

まずはセッション数の表示です。セッション数とは、サイトの訪問数のことですが、ここでは各時系列毎にセッション数やPV数を確認することができます。参考のグラフはある1日の推移ですが、グラフをマウスオーバーで選択すると、どの時間にどのくらいの訪問があったのか細かく調べる事ができます。
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セッション関連の用語を補足しておきます。
セッション
そのサイトへの訪問のことを言います。サイトを1回閲覧される事で、セッション数が1ということになります。セッション数が1,000なら、選択した期間に1,000回そのサイトが見られていることになります。

ユーザー
そのサイトを訪れた人数のことです。例えば1人のユーザ(同じブラウザで)が3回同じサイトを閲覧した時、セッション数は訪問した数なので3になりますが、ユーザ数は1になります。

ページビュー(PV)数
そのサイトの見られたページの数です。1セッションで10ページを見た場合は、セッション数は1なのに対してページビュー数は10になります。

直帰率
「直帰」とは、ユーザーがページ遷移することなく、1ページを見てそのあとサイトから離脱した、という行動のことを指します。つまり、直帰率とは、全体のセッションのうち、何%が直帰したか、という数字を表わしています。

デバイスの確認

訪問者の使用デバイスの確認をするには「Technology」を選択します。こちらではdesktop(パソコン)、mobile(携帯・スマホ)、tablet(タブレット)の3種類からどのデバイスで閲覧されたのかを確認することができます。
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どのデバイスからの訪問が多いかを把握することで、サイトの改善をどのデバイスに合わせるかということがわかるようになります。

トラフィック

続いて「流入元」を確認するために、トラフィックを確認します。「交通状況」を選択してください。ここでは、どのような経緯でサイトに訪問されたのかを確認することができます。ここを調べる事で新しい訪問者が多いのか、再訪が多いのか確認することができます。アクセスを改善するためにもまずは訪問者の状況を知りましょう。
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Organic
自然検索という意味です。Googleからの自然検索で来たトラフィックということです。

Referral
リファラーと読み、別サイトのリンクから来たトラフィックという意味です。この項目が多ければ、被リンクが多いサイトとも言えますが、急に増加した時は、スパムの可能性もあるので、適度に確認しましょう。

Direct
ダイレクトで来たトラフィックです。直接urlを入力して来るとダイレクトとなりますが、他にも様々な条件があります。参照元の情報が無いことから、ノーリファラーとも呼びます。ノーリファラーとなる条件は、ブックマークや履歴、メルマガなど色々なトラフィックが考えられます。また、スマホからのアクセスも、端末・ブラウザ・アプリによってはリファラーを送りませんのでノーリファラーとなる可能性があります。

ページ毎のPV数

最後にどのページを見られているかを確認します。「ページ」を選択してください。TCDLABOを確認すると、全テーマ共通や人気あるテーマ名での検索が多い事がわかります。人気テーマに対するカスタマイズ事例を充実させること、テーマ共通の内容を増やす事が満足度上昇のために必要ということが解析できます。
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地域

また、地域を選択するとどの地域からのアクセスがあるか調べる事ができます。日本全国のユーザーからご使用いただいていることが確認できますね。地域性のあるサイトを作成されている場合にはこちらもチェックするといいかもしれません。
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地図の表示は、初期設定では、世界地図になっています。アナリティクスの設定より、「バックエンド設定」から地域設定を”JP”と設定すると日本が中心となるように設定できます。

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まとめ

以上で「Google Analytics Dashboard for WP」の使い方とそれを用いた解析方法の解説を終了します。Google Analyticsは奥が深く、もっと詳細な解析を行いたいという場合にはGoogle Analyticsのサイトから行う方がいいかと思います。ただし、解析が初めての方は今回ご紹介した4つの基本を押さえ、サイト改善にお役立てくださいませ。

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