不動産会社との親和性が高くSEOに強いと言われるWordPressブログの活用方法

2017

1.4

現在の不動産会社にとって、インターネットからの集客は”利益に直結する”もっとも重要な要素です。しかし、自社のホームページからの集客はほとんど無く、SUUMOやHOME’S、アットホームなどの「ポータルサイトからしか集客できていない」という悩みを聞くことがあります。

  • 「WordPressはSEOに強い」と言われるけど、どのような記事を書けば良いのか分からない。
  • 「地域名 + 賃貸(売買)」といったキーワードで検索エンジンの上位表示を狙いたい。
  •  ポータルサイトへの高額な広告費による集客に依存したビジネスモデルから脱却したい。

ここでは、これらの悩みを解決するために【不動産会社との親和性が高くSEOに強いと言われているWordPressブログの活用方法】を提案します。

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※インタネットマーケティングを実施している弊社では、月間約35万PVのアクセスを集めておりますが、不動産会社のホームページでも、毎月1万PVや10万PVといったアクセスを集めることができれば、広告に頼らず”無料で見込み客を集客“することが可能になりますので、ぜひ参考にして実践に役立ててください。

多くの不動産会社がやってしまっている間違ったブログの使い方

例えば、東京都の世田谷区を拠点とする不動産会社であれば、自社のホームページで《世田谷区 賃貸》《世田谷区 売買》といったキーワードで上位表示したいところですが、「なぜ上位表示することができないのか?」それには、いくつかの理由が考えられます。

少し前のホームページ制作会社やSEOコンサルティング会社は「ホームページにブログを貼って社員が更新しましょう。」といった間違ったSEO対策の提案をしていたために、現在でも多くの不動産会社は「今年の社員研修は沖縄へ行ってきました。」「年末の打ち上げ懇親会の様子」といった・・

物件を探しているユーザー(見込客)にとって”役に立たないブログ記事“を書いてしまっています。

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もちろん、会社の雰囲気を伝えたり、スタッフの印象をアピールするという点では必ずしも”無意味な記事”というわけではありませんが、そもそもホームページ自体にアクセスが無ければスタッフブログを読んでもらうことはできません。

それに、物件を探している人は《社員研修 沖縄》《年末 懇親会》といったキーワードで検索することはありません。まして、会社の雰囲気やスタッフの印象が良いからと言って物件を決めるわけではなく、そこの不動産会社に自分の望む物件があるか?ないか?をシビアに判断します

ホームページから出口を増やしても集客には結びつかない

まずSEOの基本的な考え方として、自社ホームページ上から別ドメインのスタッフブログ(アメブロなどのブログサービスを含む)に”発リンク”しても意味はありません。

そのため《世田谷区 賃貸》といったキーワードで上位表示することは期待できないので、下図のようにライバルの多いキーワードでの入口が1つしかなく、無意味な出口ばかりが増えていくホームページは「今後も集客に結びつけることはできない」と考えた方が賢明です。

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「それではどのようなブログ記事を書けば良いのか?」というと、スタッフの言いたいことではなく、検索者の知りたい情報を発信していきながら、ホームページの”入り口”を増やしていくことが大切です。

検索ユーザーにとって役立つ有益なブログ記事とは?

物件を探している見込み客は、【世田谷代田 賃貸 3LDKマンション】といった具体的なキーワードを入力して検索します。

そのため「小田急線世田谷代田駅徒歩7分、下北沢まで徒歩圏内の新築賃貸マンション(○○レジデンス)」といったタイトルの”物件情報”こそが、その検索ユーザーにとっての有益な情報になります。

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もちろん、どこの不動産会社も既存のホームページ上で物件情報は掲載していると思いますが、多くの不動産会社は、物件の画像と家賃・間取り・設備といった”ポータルサイトと同様の情報“しか掲載していません。

配信している情報内容が同じであれば、無数の不動産会社がこぞって物件情報を登録し、圧倒的な情報量を保有している”ポータルサイトが検索エンジンの上位を独占している”という現在の状況は、当然の結果だと言えるでしょう

ポータルサイトとの差別化を図るために独自の情報を提供する

自社のホームページの評価(検索者と検索エンジン)を上げるためには、ポータルサイトとの差別化を図ることは必須です。

そのため、《世田谷代田 賃貸 3LDKマンション》といったキーワードで検索している人は「どんなことを知りたいのか?」を、もう1歩踏み込んで理解に努め、物件の詳しい周辺環境やスタッフの独自の視点からのコメントなどを掲載し、より有益な情報を提供することを心がけましょう

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自社、他社問わず、”物件の情報量で勝負をしている仲介がメインの不動産会社”の場合には、物件のオーナーや管理会社への掲載確認も必要になるでしょうし、膨大な量の1つ1つの物件情報を充実させるのは物理的に難しいかもしれません。

しかし、自社保有の管理物件であれば、掲載項目に制約のあるポータルサイトでは表現できないような”検索ユーザーにとって役立つ情報を盛り込んだブログ記事“を増やしていくことは可能でしょう

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このように、ブログはスタッフの言いたいことを書いて出口を広げるのではなく、検索者の知りたい情報を提供してホームページの入口を広げていくために活用します。そして、更新も楽に運営することができるのがWordPressブログを活用することの最大のメリットです。

コンテンツ内容が重視される時代においてのSEOの取り組み方

以前は、被リンクの数やページランクの高いドメインからの被リンクが検索エンジンの評価を高める重要な要素だった時期もあるので、自作自演で被リンクを増やすようなブラックハッットな手法もありました。(これがホームページ制作会社やSEOコンサルティング会社がブログを勧めていた1つの理由でもあります)

しかし、現在ではアクセスの無いスタッフブログから”形式的“にホームページに被リンクしても、やはりSEOの効果は期待できません。

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また、現在ではホームページやブログ記事などの”コンテンツの内容を重視する”ようになっているので、「被リンクは不要だ」といった情報も見かけますが、人に役に立つ情報は「このホームページ良いよ!」「この記事役に立った」と自然発生的に被リンクが付いていき、人に評価される記事やホームページを検索エンジンは評価します

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そのため、現在でもSEOにおいて被リンクは重要な要素の1つであることに変わりはなく、ナチュラルな被リンクを獲得していくことが、コンテンツ内容が重視される時代においての正しいSEOの取り組み方になります。

ナチュラルな被リンクを獲得していくための情報発信とは?

先に解説した「小田急線世田谷代田駅徒歩7分、下北沢まで徒歩圏内の新築賃貸マンション(○○レジデンス)」といった物件情報の記事は、具体的な場所や条件が定まっているCVRの高い(成約に結び付きやすい)”見込み客“に対して有益情報になります。

しかし、物件情報などのブログ記事は基本的に、FacebookやツイッターなどのSNSで拡散されることはないので、見込み客に対しての情報発信だけではなく・・

  • 【退去時の敷金トラブルに巻き込まれないために確認しておきたい入居時チェックリスト】
  • 【充実した新生活を送るために準備しておきたいおすすめの家電&生活必需品】
  • 【賃貸物件を内覧する際にこれだけはチェックしておきたい5つのポイント】

といった、「いつか引っ越しをしたい」と考えている”潜在客“に対しても、役立つ情報を発信していくことで、自社ホームページのブランディングを図りましょう。

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仮にこのような記事を東京の不動産会社が配信したところで、「大阪の人が読んだとしてもお客さんにはなり得ないため無意味だ」と考えるかもしれません。

しかし、大阪から転勤してくる人や東京の大学に進学する学生であれば「今年の社員研修は沖縄へ行ってきました。」といったスタッフブログを書いている不動産会社より・・

賃貸物件を内覧する際にこれだけはチェックしておきたい5つのポイント】などの、引っ越しの際に役立つ情報を教えてくれている不動産会社のほうが、よっぽど会社の雰囲気やスタッフに対する良い印象を受けるでしょう

そして、「いつか自分が引っ越しする際に役に立つだろう」という有益な記事は、ブックマークされたり、SNSでシェアされたりしながら拡散されて、ホームページ全体のアクセスに貢献してくれます。いわゆるこれがコンテンツ・マーケティングというものです。

ポータルサイトに依存しない集客ができるホームページの作り方

画像や表現に制限があり、掲載項目が限られているポータルサイトでは、物件検索しても”同じ物件の同じ情報“が並んで表示されるため、「どうして同じ物件が出てくるのだろう?どこの不動産会社に問い合わせれば良いのだろう?」と疑問に思いながら物件を探している人もいるでしょう。

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また、不動産各社が資本力勝負でポータルサイト内でお客様を取り合っている。そんな状況に違和感を感じ、今後「信頼のできる不動産会社を探そう」という人が増えていくことを考えれば・・

本来のインターネットの利便性(自分が欲しいと思っている情報を得ることができる)に立ち返り、検索者に対して有益な情報を提供していきながら、自社ホームページをブランディングしていくことは、これからより重要な意味を持ちます。

SEOに関して普遍的な正解はありませんし、SEOにインスタントな手法はありませんが・・手間暇を惜しまずホームページやブログで役立つ情報を発信していきながら、お客様とスタッフ一人ひとりとの信頼関係を築いていく。それが、健全なビジネスの形だと言えるのではないでしょうか?

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↑ このように、見込み客や潜在客の知りたい情報を公開していきながら、検索者・検索エンジンともにホームページの信頼度(ドメインの評価)が高まっていったときに、ようやく《世田谷区 賃貸》といったキーワードでも上位表示が期待でき、相乗的に物件情報などの単体の記事からも集客することが可能になっていくということです

ホームページのコンテンツ資産を積み重ねて集客していく時代へ

毎月、ポータルサイトへ数十万~数百万の広告費を掛け捨て続けるのであれば、ブログ記事専属のスタッフを配置して、自社ホームページのコンテンツ資産を積み重ねていくのも、十分価値のある長期的な戦略になり得ます。

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そして、インターネットマーケティングの世界では、すでにコンテンツ資産を積み重ねて集客していく時代に突入しています

しかし、情報発信に最適なツールであるWordPressと、物件情報という”情報を扱っている不動産会社”は、もっとも親和性が高い業種の1つでもあるのに関わらず、現在WordPressブログを有効的に活用している不動産会社はほとんどありませんので・・

ぜひお客様に有益な情報を提供しながら、ポータルサイトやライバル会社と差別化を図り、高額な広告費による集客に依存したビジネスモデルからの脱却を目指しましょう。 ⇒ 物件情報を魅力的に配信することができるWordPressテーマ【MONOLITH】の集客用ブログとしての使い方

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第2回 : 不動産会社との親和性が高くSEOに強いと言われるWordPressブログの活用方法
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