2021/3/17 情報を更新いたしました。

当記事では、TCD033「AGENT」以前のテーマに実装されている旧タイプのクイックタグの基本的な使い方や活用例をご紹介しています。2021年3月現在、「AGENT」以降の新しいTCDテーマをお使いの方は、下記記事を参考にご覧ください。最新版のTCDクイックタグの仕様の解説です。

旧クイックタグを使うには、AddQuicktagプラグインをセットアップする必要があります。先にセットアップが必要ですので、下記記事を参考にご覧ください。

旧クイックタグの使い方(プラグイン併用タイプ)

旧クイックタグは、上記記事を参考にセットアップを行なった後にお使いいただけます。

ダッシュボード左メニュー→【投稿】→【新規作成】をクリックして下さい。
AddQuicktagプラグインのインストール・設定ファイルのインポート後の投稿画面のエディタには、下図のようにクイックタグボタンが表示されます。ビジュアルエディタではプルダウン形式、テキストエディタではボタンがずらりと並んで表示されます。

クイックタグの箇所

クイックタグ機能は、通常の投稿(ブログ記事)や固定ページに対応しております。

早速クイックタグボタンを使ってみましょう。ボタンの使い方は2通りあります。[H3見出しa]を使用する場合を例に解説します。

使い方1. 入力済みのテキストを選択して適用する方法

H3見出しに設定したいテキストを入力 → [h3見出しa]ボタンをクリック

入力済みのテキストを選択して適用する方法

使い方2. ボタンを押してからテキストを入力して適用する方法

①[h3見出しa]ボタンをクリック(開始タグが挿入されます)
②H3見出しに設定したいテキストを入力
③再度[h3見出しa]ボタンをクリック(終了タグが挿入されます)

ボタンを押してからテキストを入力して適用する方法

AddQuicktagプラグイン併用タイプの場合、どちらの方法でもH3見出しを使用することができます。

旧クイックタグの活用例(プラグイン併用タイプ)

上の例の「H3見出し」の他にも、ボタン1つで設定できると便利なスタイルを各種ご用意しておりますので、いくつかサンプルをご紹介します。以下のサンプルではテキストエディタを使用していますが、ビジュアルエディタでも同じようにご使用頂けます。

Youtube動画をレスポンシブ表示にする

[Youtube動画]ボタンを使用することで、記事内に挿入したYoutube動画サイズがカラム幅に合わせて可変するレスポンシブ表示に対応させることができます。

①動画を挿入したい箇所を選択した状態で[Youtube動画]ボタンをクリックします。

tag_sample4-1

②開始タグが挿入されるので、その後ろに表示させたい動画の埋め込みコードを挿入します。

tag_sample4-2

③動画の埋め込みコードを取得します。Youtubeの動画ページを開き、動画下にある①「共有」 → ②「埋め込み」の順にクリックで表示されるコードを取得(コピー)して下さい。

tag_sample4-3

④取得した埋め込みコードを挿入(ペースト)し、もう一度[Youtube動画]ボタンをクリックして完了。

設定サンプル

YouTubeの設定サンプル

表示サンプル

YouTubeの表示サンプル

これにより動画サイズが、PCではメインカラム幅より横幅が大きい動画でも自動的にカラム幅ぴったりにリサイズされて表示されます。また、タブレット/スマホ表示の際はウィンドウサイズに合わせて最適化されます。

関連記事をカードリンク風に表示する

[関連記事カードリンク]ボタンを使用することで、サイト内の関連記事をカードリンク風に表示することができます。

①関連記事リンクを表示したい箇所を選択した状態で[関連記事カードリンク]ボタンをクリックします。
②挿入されたタグ内の「ここに表示させたい記事URL」の部分を表示させたい記事のURLに差し替えて完了。

設定サンプル

関連記事の設定サンプル

表示サンプル

関連記事の表示サンプル

このように、指定した記事のアイキャッチサムネイル画像、投稿日時、記事タイトル、抜粋がレイアウトされた状態でリンク表示されます。

関連記事カードリンク内のサムネイル画像サイズは120px x 120pxの正方形で表示される仕様となっています。

カードリンクを表示させた際にサムネイル画像が正方形にならない場合は、表示させたい関連記事ページのアイキャッチ画像アップロード時に同サイズのサムネイルが生成されていないことが原因です。そのため、表示させたい記事のアイキャッチ画像を再アップロード・再設定していただくことで120px x 120pxのサムネイルが生成され、サンプルと同じ形式で表示されます。

アイキャッチ画像の再アップロード作業が大変な場合には、下記プラグインを活用して120px x 120pxサイズのサムネイル画像を一括で生成する方法が便利です。

カラムレイアウトを使用する

[レイアウト2c]/[レイアウト3c]ボタンを使用することで、記事内でレスポンシブ表示に対応したカラムレイアウト(段組み)が使用できます。

①タグを挿入したい箇所を選択した状態で[レイアウト2c]ボタンをクリックします。
②挿入されたタグ内の下図黄色マーカー部分のテキストを各カラムに表示したい内容に編集して完了です。

設定サンプル(例:左カラムに画像、右カラムにテキストを表示する)

カラムの設定サンプル

表示サンプル

カラムの表示サンプル

上の例では、左カラムに横幅が830pxという大きいサイズの画像を配置していますが、縦横比は維持したままで左カラム幅に収まるように自動的にリサイズされているのがご確認いただけるかと思います。3カラム([レイアウト3c])の場合も同様に、クイックタグの挿入 → 内容の編集を行って下さい。

見出しスタイルを設定する

[H3見出し(a/b)] [H4見出し(a/b)] [H5見出し(a/b)] の各ボタンを使用することで、記事内のH3見出し、H4見出し、H5見出しのスタイルを設定できます。

見出しのクイックタグ

見出しに設定したいテキストをドラッグで選択した状態で②[H3見出しa]をクリックします。

設定サンプル(例:H3見出しスタイルの設定)4

見出しの設定サンプル

表示サンプル

見出しの表示サンプル

テキストを囲み枠で囲う

[囲み枠a][囲み枠b][囲み枠c]ボタンを使用することで、記事内のテキストを囲み枠で囲います。注釈や注意書きなど変化をつけたい箇所での使用がおすすめです。

囲み枠のクイックタグ
ボタンに設定したいテキストをドラッグで選択した状態で②[囲み枠a]をクリックします。

設定サンプル(例:囲み枠a・囲み枠b・囲み枠cを表示する)

囲み枠の設定サンプル

表示サンプル

囲み枠の表示サンプル

テキストリンクをボタンにする

[フラットボタン] [フラットボタン-L] [フラットボタン-S]/[フラットボタン-blue] [フラットボタン-green] [フラットボタン-red][フラットボタン-yellow] /[角丸ボタン] [角丸ボタン-L] [角丸ボタン-S]/[ラウンドボタン] [ラウンドボタン-L] [ラウンドボタン-S]を使用することで、さまざまなボタンスタイルを設定できます。

①ボタンに設定したいテキストをドラッグで選択した状態で[角丸ボタン]をクリックします。

ボタンのクイックタグ

②次に、リンク先URLの指定を行います。挿入されたタグ内の「#」を「ボタンに設定したいリンク先URL」に差し替えて完了です。

ボタンのクイックタグ出力例

設定サンプル(例:フラットボタン4種を表示する)

ボタンの設定サンプル

表示サンプル

ボタンの表示サンプル

それぞれのクイックタグボタンごとにスタイルは異なります。「フラット/角丸/ラウンド」がボタン形状、「L/S」はボタンサイズ、「blue/green/red/yellow」はボタンカラーです。サンプルでは[フラットボタン]を使用していますが、[角丸ボタン][ラウンドボタン]も同様にご使用いただけます。

また、クラス指定を追加することで、ボタンの表示位置や角丸/ラウンドボタンの配色の変更が可能です。

旧クイックタグのサンプル一覧

テーマ付属の「AddQuicktag用設定ファイル」に含まれる旧クイックタグのサンプル一覧は下記ページでご確認いただけます。クイックタグのサンプルのほか、コンタクトフォームのデフォルトスタイル、テーブルタグのレスポンシブ表示などのサンプルも含まれていますので、ぜひ実際の表示をご覧になってみてください。
クイックタグ一覧

リンク先はINNOVATE HACKのクイックタグ一覧ページですが、古いテーマの旧クイックタグの仕様はすべて共通です。

より読みやすく、伝わりやすい記事作成に、クイックタグ機能をぜひご活用ください。また、下記記事ではクイックタグをカスタマイズして活用する方法をご紹介していますので、併せてご参考いただけます。

動画解説もどうぞ