「毎日SNSを投稿してるのに誰も見てくれない・・・」
「SEO会社にに記事作成を依頼したのにアクセスが増えない・・・」
「ブログもダメだった・・・次は何を試そうか・・・」

こんな悩みはありませんか?

インターネットでの集客や販売に乗り出してみたが、うまくいってる気がしない。新しい方法がどんどん出てくるけど、何を試したらいいか分からない・・・

インターネットを経由した集客・販売は、ただ新しいSNSやWebサービスを利用すればうまくいくわけではありません。もっと基本的に重要なことがあるからです。

例えば、Instagram(インスタグラム)を始めるのも悪くはないですが、インスタの更新だけやっていると埋もれる確率だけが上がっていきます。SNSだけの集客でうまくいく企業や店舗、個人はごく一握りに限られるからです。個人はまだしも、企業や店舗の集客面で言えば、ほとんど効果を発揮せずに終わるケースが大半です。

ではどうすればいいかというと、自社のWebサイトをしっかり持ってそこから販売までつなげる仕組みを持つことです。この仕組みは、家で喩えるところの基礎や1F部分にあたり、インスタなどのSNSは3階、4階部分でしかないのです。

ただ、それらの事実をすっ飛ばして最近「ファストマーケティング」 という言葉をWeb界隈で耳にする機会が増えました。この言葉の意味するところは、マーケティングのファストフード化です。お手軽になった分、重要な部分が形成されないので、効果がないのです。

そこがファストマーケティングの一番の問題点なのですが、本稿では多くの人が陥りがちなファストマーケティングという罠と、その罠を避けて、持続的なビジネスを構築するための方法をお伝えしますので、ぜひチェックしてみてください。

インターネットビジネスを失敗させる、ファストマーケティング

ビジネスがうまくいかない人には、ある共通した特徴があります。それは、ファストマーケティングを追従しているという点です(意識的・無意識的かは関係なく)。

ファストマーケティングとは?

ファストマーケティングとは、お手軽でインスタント、かつ大量生産という色合いを持ち合わせたマーケティング手法のことです。

ファストマーケティングのイメージ

お手軽であれば、ハードルが低いという意味も含んできます。つまり、みんなと同じことをやっている可能性が高いのです。それ以前にインスタントな手法ではユーザーの気を引くのも難しいので、そもそも成立しないのです。

ファストマーケティングの実例を項目にしてみました。

  • SNSを中心に活動している
  • 簡易ホームページで販売をしている
  • クラウドソーシングなどで中身の薄い記事を用意している
  • 見込み客を集める導線を用意していない
  • 顧客リストを有効活用できていない
  • 広告を活用していない

ファストマーケティングは元々はソーシャルメディアの普及によって生まれた言葉です。そうした背景からSNSを主な活動の場にしている事業者が増えているのです。重要なことなので何度も書きますが、SNSを活用することが悪いわけではありません。そこがメインの主戦場だとシンプルに「弱い」のです。

ソーシャルメディアは自社サービスやその業界内の小さなコミュニティ内での情報発信や拡散には有効です。また、スマホからでも手軽に情報発信できる点もメリットです。ただ、いくつかの理由からSNSだけで戦うのはおすすめできません。

例えば、ソーシャルメディアのユーザーは購買行動に繋がりにくいこと、一部の有名アカウントに影響力が集中すること(発信力の格差が大きくなりやすい)、恒常的に安定した集客源になりにくい、などの理由が挙げられます。よって、お手軽という理由でSNSだけをやっていると、一向に効果が現れないという事態に陥りがちです。

また、他にも上記項目に挙げたように「ファスト」に走りすぎると、売上が上がりにくい構造を作ってしまうことになります。

ファストマーケティングは「ビジネス」になりにくい

星の数以上に存在するWebサイトやSNSアカウントの中から、あなたの商品やサービスに目を留めていただくにはファストマーケティングでは弱いということはお分かり頂けたかと思います。

率直に言いますと、ファストマーケティング的なやり方をしているところは、例外なく生き残っていません(少なくとも中長期的には)。

ただ、ここで一つ重要な視点なのですが、星の数以上に存在するWebサイトの中でもパフォーマンスを発揮することはそう難しいことではありません。なぜなら、しっかりと集客・販売する仕組みを構築しているところはあまりないからです。

基本的に多くの事業者、個人は、インターネット集客を実行する時はファストマーケティング的な手法をとります。そうした手法がネット上にひしめいているし、それ以上の知識を持っている人が少ないからです。

実際には、Webサイトを母艦となるようしっかり育て、見込み客を集めて販売まで導く仕組みをつくれば、ライバルが多くても生き残ることは十分可能です。と言いますか、ファストマーケティングより楽に収益に結びつけることができるかと思います。

では、具体的にどうすればいいか。Webサイトをどう育てるかはこちらの記事に譲るとして、本稿ではダイレクト・レスポンス・マーケティング(DRM)について解説したいと思います。

DRMは、Webサイトで集客ができていることを前提にしていますので、どちらかというと中上級者向きの手法ではありますが、インターネットの構造を上手に活用したマーケティング手法なので頭の片隅にでも入れておくと良いでしょう。

DRMはWebの仕組みを上手に活用したマーケティング

持続可能なビジネスを構築するには、ダイレクト・レスポンス・マーケティング(DRM)を実践する以外にないと思います。

DRMとは、単純化して説明すると、見込み客のリストを集めて、リストを教育して、顧客化したあとに繰り返し買ってもらうという、3ステップから成るマーケティング手法です。リストマーケティングとも呼ばれます。

ネットビジネスにおけるDRMの流れ

DRMについて詳しくは、以下の記事をチェックしてみてください。

長期的に生き残るビジネスは、リスト管理の概念がキチンとある

中小零細や個人が運営しているサイトでも、長期的にビジネスを持続しているところの多くは、DRMの仕組みをもっています。

広告を出して見込み客リストをまず集める。集客後のフォローも、メルマガやDM(ダイレクトメール)でコツコツとやっている。つまり、リスト管理の概念をもってやっているのです。

  1. リストを集める
  2. リストを教育する
  3. リストに売る

という、DRMの3ステップを忠実に実行しているわけです。

このリスト管理の概念がないと、ビジネスは絶対に成長しません。持続しません。その理由は、リピート販売が期待できないからです。ビジネスはリピートが命です。リピートしなければ、単発の販売で儲けが出るかどうかという、短絡的に戦術しかとれなくなります。

つまり、いつでも連絡がとれる見込み客リスト(メールアドレスや住所など)を構築しないことには、ビジネスは安定もしないし成長もしない、ということです。

そうなれば、広告費も満足に捻出できませんし、SEOに投資する余裕もありません。広告やSEOは、Webマーケティングにおける重要な新規集客の手段ですが、これらの活動に力を入れられないと、ビジネスは徐々に衰退していきます。

新規集客は血液と同じです。血液の流れが滞れば人が死ぬのと同じように、新規集客の流れが止まれば、ビジネスも死んでしまいます。

ファストマーケティングにリスト管理の概念はない

そして、ファストマーケティングにリスト管理の概念はありません。

Facebookのいいね数も、Twitterのフォロワー数も、厳密にはリストではありません。自社の管理下におけないものはリストではないですし、リストが管理できないものはマーケティングでも、ビジネスでもないのです。

また、そもそもSNSはオープンなメディアであり、緩いつながりやコミュニティ形成を目的にしています。認知度や拡散力向上には向いていますが、見込み客と深い関係性を構築することには、実は向いていないのです。関係性構築は、よりクローズドなメディアであるメルマガのほうが適しています。

そして、SNSのフォロワーに対して、SNS上で商品を販売しようとしても、恐らく成約率は相当低いはずです。SNSでは直接的なPR活動や販売活動は嫌われる傾向にあるからです。商品は売れず、フォロワーからも嫌われる結果になります。

関係性維持の力が弱く、販売活動にも向いていないSNSは、リスト構築・管理の媒体としては少し頼りないわけです。

詳しくは以下の記事で解説していますが、実際、SNSよりもメルマガのほうが関係性維持の効果が高いです。ROI(投資対効果)や顧客獲得への貢献度も、SNSを遥かに上回ります。

もちろん、SNSからメールアドレスを取得する仕組みを構築できていればいいのですが、はたして、できているでしょうか?「なんとなく流行っているから」 「とりあえず」という感覚で、やっていないでしょうか?

まずはリスト獲得の仕組みを作ろう

リストはまさに資産になります。十分に信頼関係が構築できた顧客が100人もいれば、収益性の高い安定したビジネスを構築することも、十分に可能です。

弊社、デザインプラスも、DRMを10年以上実践しています。

  1. リストを集める
  2. リストを教育する
  3. リストに売る

という3ステップを、愚直にやり続けてきたからこそ、今があります。DRMの仕組みがなければ、TCDテーマも生まれていなかったかもしれません。少なくとも、ここまでの拡大はできなかったと思います。

メールマガジンの購読者数も100,000人以上。人気メルマガへ広告を出稿したり、TCDのオフィシャルサイトを起点としたLPへの誘導など、見込み客リストが集まる仕組みがあるからこそ、これだけの購読者数を確保できているのです。

また、TCDテーマはおよそ4割のお客さんがリピート購入してくれています。リピート購入してくれるお客さんがいるからこそ、新規集客のための広告にも積極的にお金をかけることができています。

DRMの仕組みを構築していると、ビジネスを成長の波に乗せることができるのです。

ぜひ、ファストマーケティングに惑わされずに、DRMを活用して持続的なネットビジネスを構築してきましょう。

こちらの記事も参考にしてください。