運営しているサイトのコンテンツが多くなってくると、訪れたユーザーはサイト内検索を活用して、目的のページへとアクセスするようになります。
ただそういう時って、運営者側が意図していないページまで表示されてしまうことがあるんです。
例えば、一時的に制作したキャンペーンページや、商品やサービス購入後のサンキューページなどですね。終了したキャンペーンの固定ページなどがヒットしてしまうのも不格好ですし、クレームに繋がる可能性もあります。特にサンキューページなどは、誰でも閲覧できると不正に利用される可能性も考えられるわけです。
ということで本稿では、検索結果に表示されるページを指定して除外できる便利なプラグインをご紹介したいと思います。
「Search Exclude」とは
機能は至ってシンプルで、サイト内検索でヒットするページから任意のページを除外できるプラグインになります。通常の投稿、固定ページ、カスタム投稿など、どのタイプのページでも指定したものを除外することが可能です。
「Search Exclude」のインストール
WordPressの管理画面から、プラグインの新規追加をクリックして「Search Exclude」と検索するか、下記ボタンよりダウンロードできます。
「Search Exclude」の使い方
基本的な使い方
有効化した後に、投稿一覧画面を見てみましょう。通常の投稿でもいいですし、カスタム投稿タイプでも、固定ページでも構いません。
上の画像は固定ページの場合の例ですが、このように「Search Exclude」の列が追加されて表示されていると思います。ここで「Visible」と表示されている記事は従来通りサイト内検索にヒットするということです。
それでは、固定ページ「RANKING」をサイト内検索から除外してみましょう。
ページの編集画面に行って下記箇所にチェックを入れるだけです。
※万が一この部分が表示されていない場合は、右上の「表示オプション」内で「Search Exclude」にチェックが入っているか確認しましょう。
これでサイトのフロント画面から検索をかけてみてください。チェックしたページだけヒットしないようになりましたね。
複数のページを検索から除外する場合
弊社のように毎月商品が増えていくような複数の商品を扱うサイトや、定期的にキャンペーンを行っているサイトでは、多くの固定ページ(サンキューページや、LP)を作成すると思います。
複数ある場合、特定のページがしっかりと検索から除外されているか確認しておく必要があります。また逆に、検索にヒットするべきページが除外されている可能性もあるからです。
そのような場合は、デフォルトの「設定」内に「Search Exclude」が追加されているので、こちらを確認してみましょう。
投稿一覧から確認するより、ここで確認すると除外されているページのみが一覧で表示されるので、確認漏れを防げます。また、ここにヒットすべきページが含まれている場合は、チェックを外して「変更を保存」をクリックすれば元通りです(検索にヒットするようになります)。
ページのタイトルに加え、記事のタイプなども通常の投稿(post)、固定ページ(page)のように表示されるので、わかりやすいですね。
まとめ
簡単な操作で、検索結果に表示されるページを管理できるのでオススメです。コンテンツ量の多い中規模以上のサイトを運営されている方は、一度自分でサイト内検索をして確認してみてはいかがでしょうか?表示されるべきでないページが表示されている可能性があります。
訪問者がサイト内検索した時に余計なページを表示させないことはユーザービリティの向上にも繋がりますし、不要なトラブルを未然に防ぐこともできそうですね。